腰痛と骨盤の深いカンケイ

あなたの腰痛のタイプは?


image 朝起きると腰が痛いが動き出すと痛みが引く
image 朝より、夕方のほうが痛んでくる
image 仰向けで寝ると腰が痛いから、横や下向きに寝る
image 寝返りで腰や臀部が痛む
image 腰が全体的に重い、痛い
image 腰の一部分が痛い
image 前かがみが出来ない、痛い
image 後ろへ反るほうが出来ない、痛い
image ギックリ腰を繰り返している
image 足がしびれたり、痛む
image 肩凝りや膝の痛みもある


あなたの腰痛のタイプは?


① 前後 ②左右 ③あぐらで腕を組んで捻る。
それぞれスムーズに動かせますか?
動きがギコチナイ方は腰痛予備軍、痛みが伴う時は立派な腰痛の可能性が有ります。image


骨盤の動きを正して腰痛改善


腰の役割と痛みの要因
※腰という字の右側に要とあるように、文字通り重要な場所です。

腰という字の右側に要とあるように、文字通り重要な場所です。
① 上半身の重さを支え、下半身から伝わる衝撃を吸収します。
② 体を動かす時の(前後や左右に倒したり捻る)中心になります。
③ 脊髄や内臓を保護をします。

こんなにも重要な役割を担っているのに、頭蓋骨や肋骨のように守ってくれる骨がないか
ら、とても不安定です。(不安定な腰を支えるのは筋肉の天然コルセットです。

だから長時間同じ作業を続けたり、姿勢が崩れると筋肉疲労を招きやすいのです。


姿勢と腰痛

左下の正しい姿勢だと背骨のS字も綺麗に保たれますが、右下3枚のような不良姿勢だと上半身の重みが腰に集中したり、地面からの衝撃が腰で止まってしまいます。image


骨盤と腰痛

体を曲げたり伸ばしたり、捻ったりの動きは腰と骨盤の共同作業で行われています。
だから、骨盤の動きが硬いとスムーズに体を動かせなくなります。 image

例えば体を前へ曲げるには、骨盤の後ろに付いている太モモの筋肉も一緒に引き伸ばされて、無理なく前屈出来ます。
対して後ろに反るには、骨盤の前面の柔軟性が欠かせません。
また、体の捻りは股関節と肩甲骨も関わるので、これら全てを整えることが腰痛を撃退します。


姿勢性【骨盤】腰痛の対処法


姿勢からくる腰痛では、姿勢別の対応を行わないと根本施術にはなりません。

整体に通っても一向に治らない方の腰痛は、これが要因かもしれません。

姿勢

特徴

対応法

猫背

骨盤の後傾と背筋の緩みが要因で、前屈痛や痛みの範囲が広いのが特徴です

骨盤の後傾を整えて、緩んだた腰筋を引き締めます。

反り腰

骨盤と腰骨の前傾と背筋の過緊張が要因で、後屈痛や痛みが一箇所に集中するのが特徴です。

骨盤の前傾を整えて、弱った臀部を引き締めましょう。

混合

骨盤の後傾と腰骨の前傾背筋の緩みが要因です。前屈も後屈も痛みますが、後屈痛の方が強いことが多い。

骨盤の後傾と腰骨の前傾を整えて、臀部と背筋を引き締めます。

側湾

片足重心で上体が傾きます。左右どちらかに倒すのが苦手で、前後屈も痛むことが多い。

前後の歪みと左右の歪みの両方を整えます。


腰痛撃退エクササイズ


image ① 太ももの裏を伸ばします。 特に猫背タイプの方に有効です!
② 骨盤の前を伸ばします。(腰を反らせるのは厳禁です)反り腰タイプの方に有効です。
③ 脇腹を伸ばします。側湾タイプの方に有効です。image
④ ツイスト:片膝を横に倒して臀部と腰を伸ばします。全てのタイプで有効です。
⑤ トレーニング:筋肉を引き締めます。膝を曲げて30回お尻を上げます。
  猫背タイプは腰を意識して、反り腰タイプは臀部を意識して行ってください。
  ※ストレッチは各20秒×2回を。 

  ※腰周りのストレッチやトレーニングが出来ない時には、アキレス腱と肩甲骨エクサイズから始めましょう。
 (腰の動きには肩甲骨と肋骨も深く関与するので、肩こりストレッチも有効です。)

  ※エクササイズによる怪我等への責任は負いかねます。十分に留意のうえ行ってください。


腰の姿勢別負担図


解説:正しく仰向けで寝ていても腰は25%の負担を受けます。これが反り腰だと75%まで負担が増すので、反り腰の方は仰向け寝が辛いのです。
また、正しい立位と座り姿勢を比較すると、座り姿勢の方が40%も負担が増します。
だから、デスクワークやドライバーの方の腰痛が多いのですね。


腰を守る動作ポイント


荷物を持ち上げるときにギックリ腰は多発します。下左が危険な姿勢です。image

ポイント
股関節を曲げましょう。
荷物との距離を縮めます。

膝をのばしたまだと、とても危険です。荷物の重さに関係なく意識して行って下さい。軽い荷物でギックリ腰になることも多々みられます。


掃除編:左下2枚が間違いです。

imageポイント
歩行でも、左右の手足が互い違いに進むように、

掃除作業も、腰を中心にして手足が交差することで、骨盤の捩じれを予防します。

 

高所での作業と立ち仕事編image
ポイント
高所での作業は腰を反るので危険が一杯です。
足台を使って無理なく行うことが大切です。これもギックリ腰を引き起こしやすい作業です。
また、立ち仕事では足台を置くことで腰の緊張が緩みます。


ギックリ腰の対応

ギックリ腰は腰の筋肉が損傷して炎症を起こした状態です。
(炎症は痛んだ組織を新たに作り変えるために、必要な作業です。)

痛めてしまったときは、先ずは安静にしましょう。
膝を曲げて横向きに休むか、膝下に座布団などを挟むなどして一番楽な形でお休みしてください。
また、炎症や熱感が強い時には、患部にタオルを置いた上にビニール袋に氷水をいれ15分ほど当ててください。(長時間冷やすのは厳禁です。)

通常2~3日で炎症は治まりますが、炎症が終わると筋肉の硬縮(凝り)が始まりますので、痛みに気を付けながらストレッチを開始してください。

また、まれに重篤なヘルニアや圧迫骨折、すべり症などを発症している場合もありますので、症状が強いときには直ぐに病院受診してください。

こんな痛みは病院に行きましょう。

一番痛みの少ない姿勢で休んでいても、痛みが強烈だったり痛みが増悪するもの。
夜間に痛みが増悪する時。(寝返りで痛むのは含まない)
足のシビレが強くて、足指の先をつねったり、針先で突いても痛みを感じないとき。